ブログって難しい。

鍵盤弾き ほんまくみこ のページです。

2017年11月

お休みの日。
予定がないとピアノを弾いて過ごします。たいていのピアニストさんはそうだと思いますが。

でも、お家でどうやって練習してるかってあまり皆さん言わないのですよね。


というわけで、今日の練習のお品書きを書いてみようかと思いますが、やっぱりなんだか恥ずかしいwww
(足りないと言われそうで。。。)
だから皆さん言わないのかなwww

でも書きます♬


今日は珍しくお昼寝をしてしまったので曲数少なめなのですが。(言い訳じゃないですよっ!!)
(´⊆`*)ゞ


まずは指の運動をしてからこれらの曲に入るのですが、エチュードがマイブームなので運動少なめですぐエチュード。
エオリアン(Op.25-1)は体をほぐすのに適してるし。

エチュード(ショパン)
Op.10-8
Op.25-1
Op.25-2
Op.25-6
Op.25-12
バラード(ショパン)
Op.23(1番)
Op.52(4番)
ワルツ(ショパン)
Op.64-1(子犬のワルツ)

ソナタ(ベートーヴェン)
Op.109


あとは
きらきら星変奏曲(モーツァルト)
トルコ行進曲(ファジル・サイ)




ちなみに、これらを全部がつがつ弾くかというとそうではなくて、その日決めたメイン曲が中心。
今日のメインはバラード2曲とエチュードのOp.25-12でした。

書いた曲の中にはお口直し的セレクトのものも含まれていますwww
どれがお口直しだかわかりますか??
バレバレだとおもうけどw


というわけで、これが本日のお品書きでした。

他の人の練習メニューも見てみたいなぁ。どなたか、気が向いたらこっそり教えてください♬

ではでは。


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今日、
息子が勝手に平均律の存在に気がつきました。
(親バカのたわごとです。)


息子には音楽を習わせていなくて、
音符もまともに読めないし、
生活の中で耳コピしたのをピアノでポロポロと弾く程度なのですが、

「違う(鍵盤の)位置から弾き始めても同じ曲になるのはなんで?」

と聞かれて、平均律のことを教えてあげたら
目をキラキラさせて
「だからかーーー!」と、
得意?の結婚行進曲をひたすら移調して弾いてました。


子どもって面白いものですね。
わたしもちょうど息子くらいの時に、色んな曲を移調して遊んでいました。



ただし、ピアノ取り合いになるのは勘弁してほしいところです(*´-`)

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わたしには

ソウルフードならぬ
ソウル曲が3つあります。


ひとつが
ショパンのエチュードOp.25-6
もうひとつは
ショパンのバラード4番
最後が
シューマンのhumoreske
です。


読んでもまったく面白くないかもしれないですが、
これらがソウル曲になった理由や、
これらをわたしがどう考えながら弾いてるかを
つらつら書いてみようと思います。


まず1つ目。
ショパンのエチュード。

わたしの兄が、
ピアニスト横山幸雄さんのまさかの同級生でして、

わたしは子どものころ、

今日はお兄ちゃんの同級生が学校で
幻想即興曲を弾いてくれたわよ〜。
すごくすごく素晴らしくてね!

あら?くみちゃんは弾けないの??
あら残念。

と、母に言われては

弾けないわけないじゃん!!

と答えて、でもホントは弾けないから必死で練習する。
という日々を過ごしていました。


見たことはないけどライバルだと思っていた方が
ショパンコンクールで当時確か最年少で入賞した時はホントに驚いて、
ライバルだなんて思っててごめんなさい。と、心から思った覚えがあります。


その横山さんのCDを初めて手にしたのがこれ。
ショパンのエチュード全曲集。
しかもサイン入り。
ちょうど中学を卒業して
合格祝いにちょっと良いオーディオのセットを買ってもらったのと同時くらいに手に入れたので
聴きこまない訳がないですよね。

高校時代はそのCDを聴かない日がなくて、しかも1日何回もリピして聴いてたほどでした。

その中で最も素晴らしくて、わたしの心を鷲掴みしたのが
Op.25-6
三度のエチュード。

右手で三度の重音トリルを延々弾き続ける、多くの音大生が(たぶん)忌み嫌うやつですが
先生にいくらやめるように言われても、頑として譲らずに試験曲に組み込むくらい、そして、出会ってから何十年も経った今でも、いつでもどこでも頭の中でOp.25-6を再生できるくらい大好きなのです。

ただ、ひとつだけ残念なことがあって、
難しすぎて流して弾けないのですよwww
すごくすごく集中しないと弾けない(*´-`)
残念なわたくしのソウル曲1つ目でした。





はい!!
2つ目。


こちらもまたショパン。
今度はバラードです。

バラード4番は、ショパンの
最高傑作だとわたしは思います。

そして、この曲には1人の人生の半分が詰まっているとも思っていつも弾いています。
※あくまでわたしのイメージですよ。
作曲の背景とか、楽曲の分析とはまったく別のお話です。


後ろを振り返らず
しっかり前を向いて旅立つ姿。
なにか、決意を感じさせるような冒頭。

すぐに少し憂いを持った主題がでてきて、その主題はゆっくりゆっくり、すこしずつ形を変えて、次第にキラキラ輝きだします。

なにか理由があって旅に出た人間が、
紆余曲折しながらも、ひとつずつ困難を乗り越えて、その先で素晴らしい幸せを手に入れた。
一言でいうとそんな感じの曲。


152小節から、最初の主題がショパンのいつもの、右と左で連符の数が違う割り切れない音形の連続となってでてくるのですが、ここから先がその幸せの部分。

本当に幸せが爆発するのはこの後なのだとは知っているけれど、
151小節も待って最後にあらわれるこの主題の形があまりに美しすぎて、
もうすでに輝いてますよ。あなた。
と、わたしは弾くたびに思うのです。

ここ。

でもね、この曲はそのまま終わらないのです。
この人、エンディング前にもう一度決意します。今度は立ち止まって。

スッと立ち止まって深呼吸して考える。


そして、また足を踏み出すのですが、
その踏み出した先は戦場ではないかと思うのです。
それほど激しくて、狂おしい最後が待ち構えてるの。
激しさの中に、ぎゅーーっと胸を締めつけるような切ない音形がちりばめられていて、想いが溢れて止まらないかのようなのです。愛しい人を残して戦場にでたのかもしれない。
(※もう1度いうけどあくまでわたしのイメージです。)


ちなみに
わたしもここでもう一度決意します。
スッと立ち止まって深呼吸して決意しないと最後まで弾ききれないですからねwww

↓最後の決意をするところ。


まっすぐで勇敢で、思慮深い
おそらく男性?の人生が詰まった曲。
(しつこくいいますが、あくまでわたしのイメージですw)


初めて弾いたのはたぶん20代のとき。
20年経ってもまだまだ、この人生語るには足りないなぁ。と思いながら弾くソウル曲でした。


ところで、しつこく言うけど
この曲の正しい解釈を知りたい方は専門書を読んでくださいね♬


さて!3つ目!!
と言いたいところですが、
humoreskeも深すぎて
書くことが多すぎるので、
また今度にしようと思います。。。

だって、弾くだけで20分かかる大曲なのですもの。

ということで、また今度!

最後までお読みいただきありがとうございました😊
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久々にちゃんと投稿します。(やっぱりブログは難しい。。。)



昨日は緑区の児童美術展の表彰式でコンサートをしてきました♪



今回は、緑区民音楽祭登録アーティスト仲間、ヴィオラの小堀まやかさんと
念願かなってご一緒させていただくことができました。
2013年に長津田のアートパークでのコンサートで初めてお会いして以来(のはず)なので4年越しの願いでした。


まずは、小堀さん、緑区民音楽祭のご関係者のみなさま、
声をかけていただきありがとうございました。

実は今回の会場もアートパークだったのですが、
4年前に小堀さんに出会ったのもアートパークでした。
なんだかドラマチック


~プログラム〜

子犬のワルツ(ショパン・ピアノソロ)
美しきロスマリン(クライスラー)
動物の謝肉祭(サン=サーンス)より
白鳥


天国と地獄(オッフェンバック)

ビリーヴ(小学生がなぜかみんな知っている合唱曲)



子どもが知っていて、飽きずに最後まで聴くことができるプログラムになるように一生懸命考えたのですが
いかがでしょうか?
飽きずに最後まで聴けそうな内容になっていますか?



ちなみに、亀からの天国と地獄は小堀さんのアイディアで、
亀で「これ何の曲だっけ・・・・・?」と思わせてからの原曲演奏で
子どもたちにハッとしてもらおう。という考えでした。
面白いですよねー。
(当日のプログラムにも天国と地獄は書かずにいきなり演奏♪)


原曲との差をだすために、亀はゆっくりゆっくり演奏することにしたのですが、
指定がAndante Maestosoのところを
わたしたちはなんと♩=39で演奏。

もうね、
遅すぎて、
メトロノームが次いつ鳴るかわからなさすぎて
タイミングがつかめないのww
速い曲より練習大変でした・・・w

でもおもしろかった♬


小堀さん、また次の機会を楽しみにしております❤︎



最後に
防音室なしの我が家で朝から晩まで弾き続けても
何も言わずにいてくださる
ご近所のみなさまに感謝ですm(_ _)m
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